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映画『真夏の方程式』はラストが感動【映画感想(ネタバレあり)】

投稿日:2019年2月18日 更新日:

海と砂浜と空

こんにちは。Takafumiです。

 

引き続き、週末にDVDをレンタルして、映画を観ながらお酒を飲むことにハマっています。

 

前の記事に引き続き、本記事も映画の感想といきたいと思います。と言うのも、何となく1本目の作品に嫌な予感がし、急遽もう1作品レンタルしてきたのです。結果的に、これが大正解でした。

 

本記事はこんな人にオススメ

  • 暇だからDVDでも借りて映画観ようと思ったけど何を観ようか迷う。
  • 観る映画を選ぶにあたって、あらすじやネタバレを簡単に知っておきたい。
  • 映画を観た後の感想を共有したい。

 

今回の作品はコレ。

 

『真夏の方程式』

 

では早速いきましょう。

 

 

映画『真夏の方程式』 作品情報


【出演】

福山雅治 、 吉高由里子 、 杏 、 北村一輝 、 前田吟 、 風吹ジュン 、 山﨑光 ほか

【原作】

『真夏の方程式』(著・東野圭吾   発行・文藝春秋)

【監督】

西谷弘

 

あらすじ

夏の海、花火、少年 ―そして、解いてはならない「謎」。

“手つかずの海”と呼ばれる美しい海、玻璃ヶ浦。その海底鉱物資源の開発計画の説明会に招かれた湯川は、「緑岩荘」という旅館に滞在することになった。そこで湯川は一人の少年・恭平と出会う。恭平は親の都合で、夏休みを伯母一家が経営する「緑岩荘」で過ごすことになったという。

翌朝、港近くの堤防で男性の変死体が発見された。男は「緑岩荘」のもう一人の宿泊客・塚原。これは事故か、殺人か…。

思わぬ形で事件に巻き込まれていく恭平、環境保護活動にのめりこむ旅館の一人娘・成実、観光業がふるわず廃業を考える伯母夫婦。事件を巡る複雑な因縁が、次第に明らかになっていく。死んだ塚原はなぜこの町にやってきたのか。そして、湯川が気づいてしまった事件の真相とは―。

(フジテレビ公式HPより引用)

 

映画『真夏の方程式』 個人的な感想

映画『真夏の方程式』、とってもよかったです!特に、子どもを持つ父親の心は揺らされます。ラストシーンでは自然と涙が出る感動的な作品でした。

 

さて、ここからは「ココがよかった!」と思うポイントを書いていきます。ネタバレ無しで書くことが難しいので、ネタバレが嫌な人は離脱しましょう。

(※なお、僕は内容がわかっている状態で観ても感動しました。)

 

「ココがよかった!」と思うポイント

・自然と感情移入させられる、ヒューマンドラマとしての演出

・この映画のハイライト、ペットボトルロケット

・ラストシーン、「楽しかったな」の一言で涙腺崩壊

では、具体的に書いていきます。

 

自然と感情移入させられる、ヒューマンドラマとしての演出

五輪館

実は、このヒューマンドラマとしての演出は賛否あるかもしれません。テレビドラマでは、主人公、湯川学が様々な事件のトリックを物理学を用いて解決まで導きます。しかし、この『真夏の方程式』ではそういった部分は前面に出ていません。なので、物足りないと感じてしまう人もいるかもしれません。

 

それでも、「補って余りある」と僕は感じました。

 

この物語は、蕁麻疹が出るほど子どもが嫌いな湯川学が、理科は嫌いだという少年の恭平との関わりを通して随所に見せる「人間味」に心が動かされます。

 

湯川は「親でもなく、学校の先生でもない、直接的な利害関係のない第3の立場の大人」として恭平に関わるのですが、その中ににじみ出る「父親的な厳しさと優しさ」がたまりません。

 

「親子であろうと、そうでなかろうと、こういう大人と子どもの関わりって素敵だなぁ」と素直に感じました。

 

また、湯川と恭平との関係以外にも、直接的に親子の関わりを描いている流れがあります。川畑成実を庇った仙波英俊や川畑重治がそうですね。実の父親、育ての父親、立場こそ違えど娘を思い行動しています。作中の事件の本流がここにあります。

 

ただまぁ、あまりに湯川と恭平との関係がメイン過ぎて、事件そのものは背景とかんじてしまうくらいです。

 

この映画のハイライト、ペットボトルロケット

いしい食堂

物語の中盤、恭平に玻璃ヶ浦の海の中を見せるため、湯川は恭平とともにペットボトルロケットを飛ばす実験を行います。

 

「なぜペットボトルロケット?」と思いますよね?実は恭平も湯川に同じ質問をぶつけます。それに対する湯川の回答が印象的でした。

 

「わからなくても自分で考えろ―」

「答えを知った時の喜びがより大きくなる」

(本編より引用)

 

もちろん、ペットボトルロケットで海の中を見せる方法に感動したというわけではありません。子どもが嫌いな湯川が、理科は嫌いだという恭平に寄り添う形で理科の面白さを伝えるところに感動します。

 

何度もペットボトルロケットのテスト発射を繰り返す湯川と恭平のシーンは、「父親と子どもの関係」を連想してしまいます。夏休みの一コマに、本当の家族より家族らしい描写。両親が忙しいという理由で玻璃ヶ浦に1人で来た恭平のことを思うと、「本当に楽しかったんだろうなぁ」と感じ、また「父親ってこうあるべきだな」と自分を顧みてしまいます。

 

後に恭平は夏休みの宿題である自由研究について湯川に話しますが、湯川はそれを予期していたかのように実験のデータを残しておきます。

 

これがクライマックスで良いエッセンスになるのです。

 

ラストシーン、「楽しかったな」の一言で涙腺崩壊

西伊豆浮島

意図せず事件に巻き込まれた恭平に湯川は気づきます。物語終盤、湯川は事件の真相を次々と解き明かしていきますが、その行動の根本には恭平のこれからの人生を思う優しさが感じられます。

 

「慎重に捜査を進めなければ、ある人物の人生が大きくねじ曲がる危険性がある」

(本編より引用)

 

事件の真相が明らかになるにつれ、恭平は自分がしてしまったことに気づき始めます。そして、居ても立っても居られない恭平は湯川を探します。

 

この時の恭平の心境にとても共感できます。

 

自分1人では解決できない大きな問題に直面したとき、心が落ち着かず、信頼する人の支援を求めたりしますよね。

 

そしてラストシーン。父親とともに帰路につく恭介。駅には湯川の姿がありました。

もうここは、セリフ貼りますね。これ以上の語ることはありません。

 

「博士、ぼく、花火やっちゃいけなかったの?」

 

「楽しかったな―」

 

「この夏休み、君はいろいろなことを学んだ。

問題には必ず答えがある。

だけど、それをすぐに導き出せるとは限らない。

これから先、君はそういうことをいくつも経験していくだろう。

それは僕も同じだ。

でも焦ることはない。

僕たち自身が成長していけば、

きっとその答えにたどり着けるはずだ。

君がその答えを見つけるまで、

僕も一緒に考える。

一緒に悩み続ける。

忘れるな、

君はひとりじゃない。」

(本編より引用)

 

関連情報

原作小説『真夏の方程式』(著:東野圭吾)

映画を観て、「原作も読みたい!」という人、「原作を先に読む派」という人、是非読んでみてください。


映画『容疑者Xの献身』

『ガリレオ』シリーズ劇場版の第一弾です。こちらも感動作品のようですよ。


テレビドラマ『ガリレオ』シリーズ

せっかくなので、テレビドラマ版も一気に見返しときましょう。


 

まとめ

・感動必至です。とりあえず、観てみましょう。

・世のお父さん、今年の自由研究はペットボトルロケットで決まりです。

さて、今回は『ガリレオ』シリーズの劇場版、『真夏の方程式』をご紹介しました。

エンターテイメント性の高い映画も良いですが、個人的には感動するとともに、今後の自分がどうあるべきかを考えさせられる映画が大好きです。

 

何はともあれ、百聞は一見に如かずです。素晴らしい作品であることは間違いないので、とりあえず観てみましょう。

 

では、今回はこのへんで。

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